流動化処理土のティ・アイ・シー

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1.流動性の画期的な埋戻し材 マンメイドソイル(流動化処理土)



▎マンメイドソイル(流動化処理土)とは

流動化処理工法とは従来にない概念の工法で、建設現場から出た「建設発生土」に「水」、「セメント」(及び固化材)を配合します。流動性のある画期的な資源循環型の埋戻し材、それがマンメイドソイル(流動化処理土)です。

建設発生土 + + セメント = 流動化処理土

マンメイドソイル(流動化処理土)は、転圧機械による締固めが難しい狭隘な箇所への埋戻し、裏込め、水中盛土など、従来の締固め施工が困難な場所や、立坑の埋戻し等で利用され普及し、現在ではその他、様々な使用用途で利用されています。

マンメイドソイル適用例  

マンメイドソイル01
共同溝等の埋戻し

マンメイドソイル02
路面下空洞の充填

マンメイドソイル03
擁壁・橋台等の構造物の裏込め

マンメイドソイル04
地下鉄複線シールドの
インバート部への利用

マンメイドソイル05
建設現場にある古井戸、室、防空壕、
廃坑等、不要な地下空洞の充填

マンメイドソイル06
建築竣工後に発生した地盤の
沈下による住宅の傾きの補修として

※上記2例は戸建て住宅、アパートの建築現場でもよく利用されています。

マンメイドソイル07
山留め壁及び地山との
構造物の隙間の埋戻し

マンメイドソイル08
護岸の裏埋め
(水中施工を含む)

マンメイドソイル09
シートパイル、残置杭
引き抜き後の充填

次世代の埋戻し作業を提供するマンメイドソイルの特徴

1.経済性
流し込み作業(転圧作業不要)のため、埋戻しのトータルコストが低減します。仮設費が低減します。ワーカビリティーが向上し工期が短縮できます。埋戻し後の仮復旧が不要になり、工期が短縮できます。

2.汎用性
強度を任意に調整でき(0.2-3.0N/㎟)、埋戻し箇所の用途に合わせ配合できます。止水性に優れており地中連続壁への転用も可能です(10-6〜10-8)。流動性に富み狭隘な場所にも打設できます。コンクリートポンプ車による圧送が可能です。

3.資源循環性
建設発生土の有効利用ができます。
資源循環性一グリーン購入法、特定調達品目。

2.ラップルコン代替品 マンメイドソイル ジオプロップ

マンメイドソイルジオプロップエ法は支持層に直接構造物を載せるためのラップルコンクリートの代替工法として開発された基礎工法です。基礎底面からの応力に対して、支持地盤として必要な強度設計する、性能設計型となります。

■構造物を直接基礎に載せるため人工地盤としての製品。
■高層ビル・マンションなどの建築物の直接基礎として。
■戸建住宅、アパートなどを建築する場合の軟弱地盤の基礎工法として。

<建築基準法の一部改正>
平成12年6月、建築基準法施工例の第38条と告示1347号の一部改正、平成13年7月の国土交通省告示1113号により流動化処理工法が地盤改良の位置づけとして建築物の直接基礎に使用可能になりました。

マンメイドソイルジオプロップの物性

製品の性状は流体であり、施工はすべて流し込みによる施工が基本、流動化処理の技術にコンクリートエ学が重なってきたとも言えます。
見た目にはモルタル小砂利が混じった感じであり、従来の生コンを施工する箇所に代替してゆく製品となった。

ジオプロップ01

マンメイドソイルジオプロップエ法を採用したときの利点

  1. 経済性、材料費、残土処分費の面でコストダウンが可能です。
  2. 建設発生土を有効利用(50%〜80%)することから、環境を配慮した基礎工法としてアピールが出来ます。
  3. 超高層建築物も支持が可能です。
  4. 単位体積重量は1.50〜2.00t/㎡で、生コンの65%〜80%です。
  5. 施工方法はラップルコンクリートと同じです。
  6. 基礎地盤材料としてのばらつきが少ないです(変動係数20%程度)。

マンメイドソイルジオプロップエ法の採用事例

【事例1】
マンメイドソイルジオプロップにて
高層建築物を支持した国内初の事例
用途:集合住宅・事務所・商業施設
建築面積:約1,300㎡
最高高さ:約67m
階数:RC造、地下19階、地下1階
基礎構造:べた基礎(地盤アンカー併用)
設計設地圧:1000kN/㎡

ジオプロップ02

【事例2】
マンメイドソイルジオプロップを
現地プラントと固定プラントで製造、建物を支持した事例
用途:廃棄物処理施設
階数:S造、地上6階
基礎構造:べた基礎(一部、独立基礎)
設計設地圧:100-140kN/㎡(短期荷重時)
現地プラント:10,455㎥
固定プラント:5,144㎥(MMS- GP工法)




ジオプロップ03

3.捨てコン代替品 高規格マンメイドソイル

▎高規格マンメイドソイルとは

高規格マンメイドソイルとは

捨てコンとして使用する場合の高規格マンメイドソイルの特徴

1:今までの捨てコンと異なり建設発生土と再生骨材を主材としていること

2:コンクリートの代替として使用し、性能が変わらない

* 強度発生も翌日1.0N/㎟以上確保でき、最終強度でも15-18N/㎟が発現。
* ワーカビリティーも、スランプ15〜21cmと現場の状況に合わせて出荷出来ます。
* マンメイドソイルの長所でもあり、経時変化が遅く、2時間程度は性状を保てるため輸送範囲が広い。
* 葛西プラントから30km範囲をカバー。
* コンクリートに比べ比重が軽く(2.0t/㎥程度)、均し作業が楽である。

ご注文からご納品まで

▎マンメイドソイル(流動化処理土)の適用範囲

ティ・アイ・シーはご使用用途、
ご指定の品質に適合するような品質管理体制を整えております。

徹底した品質管理

葛西プラント
▲葛西プラント(MAP

ミキサー車
6㎥積み ミキサー車

▎マンメイドソイルの配合例


□土質区分:粘性土、砂質土
□最大粒系:13mm以下
□製品比重:1.35〜2.00
 (あくまでも標準配合)
□固化材添加量:60〜400kg/㎥
 (あくまでも標準配合)
□フロー値:180〜300mm
 (シリンダー法)
□ブリージング率:1%未満
□一軸圧縮強度:1.3〜5.6kgf/㎠
 (28 日強度)
 (あくまでも標準配合)
 最大は18N



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